kei-874’s diary

自己満で音楽を語りたいオタク

鬼頭明里×Future Bass=?

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けいです。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会3rd Live! School Idol Festival~夢の始まり~」を配信で視聴しました。ラフェスで初めて虹ヶ咲のパフォーマンスを見た時を思い出し、あの頃よりも各々ずっと歌も踊りも輝いていて感動しちゃいました。キャラと共に成長する、これぞラブライブという物語…。

 

そんな今回のライブセトリの9曲目、Butterflyについて。

鬼頭明里さん演じる近江彼方ちゃんのウィスパーボイスが映える1曲。あの衣装のうえに髪色まで合わせたら、彼方ちゃんおるやんけ!って錯覚しちゃいますよ。しかも2日目の頭にはお団子がちょこんと…!あの日現地で鬼頭さんを見たオタク、一生マウント取れます。

 

強めのエコーがかかって、音源とまた違ったライブならではの味わいで良いですね。なんとなくですが、1日目は彼方ちゃんよりの囁くような歌声、2日目は鬼頭さん自身のハキハキした歌声で歌っているようでした。特にそういった意図は無いでしょうが、歌い出しにかなり違いが感じられます。

 

この曲を初めてアニメの挿入歌で聴いた時の、え、これ、ラブライブ?な衝撃は忘れられません。Future Bass というごく新しい音楽ジャンルを取り入れたラブライブ、コンテンツそのものにも成長を感じます。サビ真ん中と終わりのドゥンドゥンドゥンドゥン好き。めちゃくちゃ好き。語彙の欠如。

 

この曲を聴いてラブライブに興味持った、との声もTwitterの検索でちらほら目にしてニマニマしちゃいました。実際に最近Future Bassを聴いてる友人にも勧めたところ、なかなかな好評価貰えちゃって、けいご満悦。

 

一応、Future Bassについての簡単な説明を見つけたのでお借りして載せておきます。

 

機械的で未来を感じさせるシンセベースに、キラキラしたシンセサウンドや独特なボイスサンプルを乗せた、新世代のクラブミュージックがFuture Bassと言われています。

引用元:最新の音楽ジャンル!Future Bass(フューチャーベース)とは? - Audiostock Tips

 

だそうで。なんとなくイメージ湧きそうでしょうか?実際にYouTubeなんかで検索して聴いてみた方が分かりやすいって方もいるかもしれませんね。派生したKawaii Future Bassというものもあるんですが、検索にはこちらをお勧めします。名前の通り、Future Bassに「kawaii」を足したものです。Butterflyはこれに当てはまるのではないでしょうか。彼方ちゃんかわいいし。

 

ところで、鬼頭明里さんが歌うFuture Bassは実は既にもう1曲あるんです。ご存じの方もいるでしょう。アニヶ咲と同時期に放送されていたアニメ、「トニカクカワイイ」のオープニング主題歌「恋のうた (feat.由崎司)」です。

 

www.youtube.com

 

アーティスト名義は「Yunomi」さん。界隈では有名なトラックメイカーのお方。この曲は鬼頭明里さん演じるトニカクカワイイの登場人物、由崎司ちゃんのキャラソンです。惜しむらくは、曲情報の中にCVまで書かれていないので鬼頭明里さんの曲としては比較的知名度は低いのかも。Apple Musicだと鬼頭明里で検索かけてもヒットせず…。

 

司ちゃんの過去や心情を歌った曲になりますが、歌詞の内容を完璧に把握するには単行本の最新刊である15巻まで読む必要があるので、そこまでたどり着いてないアニメを見てても見てなくても同じように楽しめるんじゃないかな~とは思います。もちろんアニメも見てほしいですが。

 

この曲の着目すべきは、和テイストで煌びやかなYunomiサウンドに絡み合う、声優ならではの活舌で挑む鬼頭さんの淡々とした歌声です。令和2年アニソン大賞キャラクターソング賞を受賞したことにも頷けるクオリティ。OPとしてのアニソンの固定概念覆しちゃってるので是非聴いてみてほしいです。ドロップ気持ちぇ~。

 

この2曲との出会いをきっかけにyunomiさんを始めとしたいくつかのFuture Bassを聴き漁ってみたんですよ。何日かかけて。そんなうちに、気づいちゃいました。

 

鬼頭明里さんのお声、Future Bassとめちゃくちゃ相性がいいんですよ!

 

いい…と思うんですよ笑。推しの贔屓目とかじゃない、よ。

 

地声より少し高い声域でピッタリと合うし、数多くいる声優さんの中でも特に、萌え声を意識せずとも魅力的で透明感のある伸び良いお声をしてらっしゃるので、無限に気持ちよく聴けちゃうんですよね。これからもこういった曲を増やしていってほしいものです。

あまりEDMに寄せるとボーカルの存在感よりバックミュージックが前に出て声優のライブ向けの曲とはかけ離れてしまいそうなので、良い塩梅で楽曲を制作するのも困難なんでしょうか…。ボイスサンプルを用いる印象もありますし。そう考えるとButterflyはあまりに最適解だったのでは!?

どこからともなく現れた正体不明の作曲者、Em.meさん。素敵な曲をありがとうございます。お礼を言いたいのでそろそろ正体を明かしてください。

 

結局何が言いたかったのかって、8月4日発売の鬼頭明里1stミニアルバム「kaleidoscope」に鬼頭明里名義のFuture Bass曲収録待ってますってことでした。

 

ソロイベでの制作発表時、色んな楽器にフィーチャーした楽曲が詰まってますとのことを本人の口から聴いてしまったので、ワンチャンあるのではないか?とこっそり期待しています。なんにせよ、いずれまた聴きたいものですね。